みなさん、こんにちは
Outdoor-Hokkaidoへようこそ!
山のお兄さんです。
今回は中標津町にある標津岳へ登山に行ってきましたので記事にします。
この記事を最後まで読んでいただくことにより、次の事が理解できます。
- 標津岳登山口までの経路がわかる
- 標津岳についてわかる
- 標津岳の登山中の状況がわかる
- YouTube動画の紹介

ちょっと標津岳に行ってくるわ~

なんて呼ぶの「ヒョウツ?」
聞いたことないんだけど

「しべつ」っていうんだよ~

さすが北海道!
読めない地名だらけ。
というわけで本編の始まりです。
ソロ登山 標津岳を登る【中標津町】
今回は中標津町にある、あまるいい印象がない山「標津岳」へ登ってきたので紹介させていただきます。
本ブログでは標津岳で背負子レビューしています。
記事を読んでいただいた方にしか見れないYouTube動画もありますので、是非、こちらの記事を読んでください。
今回も同じルートをたどって登頂したわけですが、前回より笹が伸びており、道迷い寸前の中登頂しました。
そんな、初冬の標津岳の状況について紹介させていただきます。
YouTube動画の案内
今回の記事の内容をYouTubeでも動画として投稿しております。
ブログの記事を読むのが面倒だと思われる方は下記のリンクから動画をご覧になってください。
4K動画として作成しておりますので、デスクトップPC方は是非、4K設定にしてご覧になってください。
よろしければ、評価ボタンやチャンネル登録していただけると、次回の動画作成に気合が入ります。
よろしくお願いします!
標津岳はどんな山?

標津岳は中標津町と清里町の町境にあり、標高は1061mの低山です。
さきに書いておきますが、山頂からの景色はハイ松に囲まれており悪いです。
夏山シーズンですとアブが多くて襲撃に会います。
標高 | 1,061m |
片道 | 6㎞ |
山開き | 毎年6月第1日曜日 |
登頂までの 所要時間 | 3時間程度 |
管轄 | 中標津町 |
夏山、標津岳へ行かれる方はアブやマダニなどの虫対策を講じる必要があります。
藪山に入る際は筆者はいつもこれを携帯していきます。
スプレーは汗とともに流れてしまい、最初しか効き目が感じられません。
こちらの線香を蚊取り線香のケースに入れて腰につけて歩くと虫は近づいていきません。
なかなか、量販店では見かけないのでネットショッピングがおすすめです。
万が一、蜂やアブに刺されたらなるべく早めに刺された部位周囲を吸い上げることで、体内から独成分を抜き出すことができます。放置するより、ずっと早く治ります。
登山リュックの中に忍ばせておいて損はないと思います。。
登山時の状況について

さっそく登山時の状況について紹介していきたいと思います。
今回登った軌跡や時間経過についてはヤマレコの地図を貼り付けていますので参照ください。
GPSデータ ダウンロードコーナー

ヤマレコからはPCBブラウザでないとダウンロードできないです。せっかくのGPSデータは楽に共有していきたいものです。
下記のリンクは登ったときのGPSデータをダウンロードできるようにグーグルドライブに用意しています。
ご自由にご利用ください。
登山口までどうやっていくの?

登山口は、中標津町養老牛温泉街から林道を車で15分ほど走った先にあります。
林道は車以外の選択肢はほぼないです。
とりあえず出発地点から養老牛温泉まで到着することを前提に案内させていただきます。

養老牛温泉には大きな駐車場があります。そこから川が流れている方へ進むと、橋の付け根に砂利道がありますので、その砂利道を進みます。
川沿いに林道をすすむ
ことを覚えるとわかりやすいかもしれません。

周囲にコンビニはありませんので、事前に買い物を済ませておくことをお勧めします。
また、帰りの温泉は養老牛温泉にある湯宿だいいいちがおすすめです。
めっちゃいい温泉なので少しだけ紹介します。
夏シーズンですと1人1泊15,000円くらいの宿になります。
そしてネット検索していただいたらわかると思うのですが、人気のある宿です。
半年くらいまえから予約しないととれない日もある位です。
日帰り入浴
13:00~15:00
料金は600円程度
※夜間の日帰り入浴はやっていません。
登山口の状況

長い林道をクリアして登山口へ到着です。
雨の翌日なんて車が泥だらけになるので覚悟した方がいいです。また、砂利とか小石を跳ね上げてしまいますので、車に傷つくこともあるので注意が必要です。
駐車場は20台くらい駐車することができるほど広く確保されています。
入林届を見る限り、ここが満車になることはなさそうです。
なぜなら今シーズンでも20人くらいしか名前が書かれていなかったからです。
この山が不人気なのかがわかります。
登山口には入林届ときれいなトイレが設けられていますが、令和3年11月現在、トイレは閉鎖されていました。
登山開始 9:30

長い藪こぎが待ち受けています。
ところどころ歩きやすいところもあるのですが、基本的にはささ藪に接しながら歩かなければなりません。
笹は葉の表面が鋭利になっており、紙で手を切る様に細かい傷がつくことがあります。
スタート直後からこんな景色が広がっています。

1合目 9:50

スタートしてから20分くらいで1合目に到着です。
周囲は昔の植えられた造林地帯です。
すでに朝露でパンツはビショビショ・・。
2合目 10:00

1合目から稜線へ上がった先に2合目があります。1合目から10分ほど経過しています。
稜線沿いは笹の背が低くなっており、歩くのが快適になります。
3合目10:10

まだ、稜線歩きは続きます。快適な登り。
4合目 10:20

4合目から5合目にかけて自分の身長以上のささ藪の中を進みます。
上の画像も大したことなさそうですが、すでに筆者はささ藪の中に埋まっています。
この画像は自撮り棒を伸ばして撮影しました。
登山道は目視で確認することはできなく、わずかに足元に残る感覚で進みます。
5合目 10:30

なんとかささ藪地獄から抜け出し
650mポコの上になります。
やはり稜線沿いは一気に笹の背が低くなり歩きやすくなります。
6合目 10:40

6合目のポコを超えると平らな尾根歩きです。

こんな感じに平らな地形ですが、笹は伸びています。
茂みにクマ隠れていたらどうしよう・・
という感情を抑えて前に進みます。
自分以外の動物の動く音にやけに敏感になります。
7合目 11:00

標津岳がある尾根に出るための沢登り。
笹の背は低くなるものの急とが続き、ジグを着るような登山道になっています。
8合目 11:10

標津岳山頂の尾根沿いを歩きます。笹は膝上程度。
昼が近くなってきたせいもあり、笹に付着していた水滴が蒸発し乾き始めてきました。
9合目 11:20

終盤はハイ松トンネルを進みます。
トンネル内にも笹は生い茂っています。
周囲はハイ松に囲まれているので展望はありません。
このとき、強風が吹いていましたが、ハイ松トンネルのおかげで風をよけて歩くことができました。
山頂の様子 11:40

こんなに途中で帰ろうと思った登山は久しぶりでした。
初冬であったため山頂にはわずかに雪の存在が認められました。
周囲を見渡してもハイ松で景色が見えない・・。
ここまで6㎞歩いたのに・・。
という気持ちですぐに下山することにしました。
まとめ
ダニが活動している季節でしたら、確実に喰われていると思います。
季節に応じて、虫対策や熊対策は必須な山です。
そして、山頂からの景色はいまいちです・・。
そんな修行の山「標津岳」
みなさんも挑戦してみてはいかがでしょうか?
以上、笹薮で覆われた登山道を登って標津岳へ登頂してきた記録です。
みなさんが、山へ登る日天気に恵まれることを祈りまして、本記事を締めさせていただこうと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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