みなさん、こんにちは
Outdoor-Hokkaidoへようこそ!
山のお兄さんです。
今回は斜里町にある斜里岳三井コースへ行ってきましたので記事にします。
この記事を最後まで読んでいただくことにより、次の事が理解できます。
- 斜里岳の位置や行き方がわかる
- 斜里岳三井コースの状況がわかる
- YouTube動画の紹介

今日は久ぶりに斜里岳の三井コースから登ってみるかな~

斜里岳いつも言っているから違うところにしたらいいのに。

いつも上っているのは沢登りメインの旧道コース
今回登ろうとしているのは三井地区に登山口がある「三井コース」
全然、コースが違うのさ。

どうでもいいけどね。
帰りに「来運の水」汲んできてね!

わかったよ!
あそこの水で落とすコーヒーは絶品だね!
というわけで本編の始まりです。
後半に「来運」について紹介します。
【斜里町】斜里岳三井コースを登ってみる!
日本百名山 斜里岳にはいくつかコースがあります。
一番有名なのは沢沿いを登る旧道コースですが、今回の登ったコースは三井地区から登る三井コースです。
以前、斜里岳旧道コースを登った際の状況をブログの記事にしていますのでご一読願います。
YouTube動画の案内
今回の記事の内容をYouTubeでも動画として投稿しております。
ブログの記事を読むのが面倒だと思われる方は下記のリンクから動画をご覧になってください。
4K動画として作成しておりますので、デスクトップPC方は是非、4K設定にしてご覧になってください。
よろしければ、評価ボタンやチャンネル登録していただけると、次回の動画作成に気合が入ります。
よろしくお願いします!
斜里岳三井コースの概要
登る前にその山の歴史背景や問題点など調べると、登っている最中に「あ~これが噂の~」と考えることが多くなるので、登山前に少し調べてから出発するのもお勧めです。
登山口までの行き方
今回の登山で一番難儀したのは、登山口へ辿りつくのに時間がかかってしまったところです。
通常、斜里岳三井コース登山口まで行くのにまずは斜里町三井地区を目指して進みます。
筆者は過去にも数回三井コースを登った経験がありましたので、いつもどおりの行き方で車を進めたところ、途中ゲートが張られ施錠されており、先に進めない事態に陥りました。
以下のブログでは2021年10月現在も施錠されていますので、別のルートで行くしかないことを本ブログでお伝えしたいと思います。
例年の登山口までの行き方
ネットを検索して乗っている行き方は斜里町市街地から三井地区にある最終処分場方面をめざし、この下の地図で90度のカーブを曲がるところにある砂利道から入っていかれる方が多くいらっしゃいます。

筆者も昨年三井コースへ行ったときはここのルートを進みました。
しかし、現在、画像の中の矢印あたりでチェーンが張られ施錠されています。
よってこのルートでは登山口にたどり着くことができません。

登山口までの行き方
それでは今回はどのようにいったか説明いたします。
もしかしたら、今回の行き方が正規の行き方だったのかもしれません。
斜里岳登山道と看板が立っています。

バツ印がついているのは、前述した行けなかったルートです。
右端に書かれている白線が今回通ったルートになります。
地図上『田村農場はる畑』と『知床ヴィラホテルフリーズ』の間にある砂利道になります。
この辺については動画でも詳細に説明しております。

余談ですが、知床ヴィラ ホテルフリーズ に以前、宿泊した際、とてもいい宿でしたので紹介したいと思います。
市街地から外れた畑地帯にポツンと建築されており、正面には斜里岳がそびえたっています。
店主様は海外経験も豊富であることから、その雰囲気を大切に設計されているようです。
こちらのホテルの公式HPのリンクを載せておきますので、見てみてください。
斜里岳登山時の状況
登山時の状況について記載していこうと思います。
まずはヤマレコに今回のGPSデータを投稿していますので、距離や時間は下記のグラフから参照願います。
またGPSデータが欲しい方はこちらのGoogleドライブよりご自由にダウンロードしてください。
登山口
まずは登山口につかないとどうにもなりません。
先ほど示した砂利道を進むと鹿柵ゲートが現れます。
ここを車で突破するのですが、ロープで結ばさっているのでほどいて進入します。
車が通過したらロープを結びなおします。
なんだか悪いことをしているように思えますが、ただ、鹿が市街地に出るのを防ぐための柵ですのd通過していもいいのです。
ほどいたロープは車通過後、忘れずに結びなおす。

鹿柵ゲートを超えるとすぐにT字をにぶつかりますので、左折します。
長い砂利道林道の始まりです。
途中三叉路にぶつかりますが、左折してください。
まっすぐ行くと、通行止めになっていた方に進んでしまいます。
事前にGoogleマップで確認してから行くことをお勧めします。
駐車スペースは車が4台くらいしか駐車できるスペースがありません。

序盤
スタート直後、静かな苔むした林道を進みます。
玉石沢

玉石沢という滑らかなゴロゴロとした石が並ぶ沢地を進みます。
おそらく長い年月をかけて沢を流れる雨水によって石が滑らかになったものだと思います。
大量の雨が降った後は、水が流れているのかもしれません。
登山時は、しばらく雨が降っていなかったので地面は乾いた状態でした。

中盤
樹林帯から抜け出すのにしばらくかかります。
とっても秋口のまだ緑が残る木々と一部紅葉が始まっている木々が混在している季節でしたので、風景を見ながら歩いているとあっという間に樹林帯から抜け出していました。
やはり後半にかけて登山道は急坂になっていきます。

下界では紅葉は全然見られなかったのですが、標高を上げると次第に、紅葉が目に付くようになります。
斜里岳山頂までは、ほぼ稜線を歩くことになります。

ガマ岩付には山岳会のコース整備のための資器材が置かれていました。
ありがたく登山道を使わせていただきましょう。

樹林帯から抜け出すと突然視界が開けます。
目の前にはこの景色が広がっていました。

まだ山頂は見えません。
そしてこの後、強風の稜線を歩くことになります。
後ろを振り向くとオホーツク海が広がり、遠くには斜里市街地やウトロ地区、海別岳が見えました

終盤
終盤は視界の開けた稜線沿いを進むことになりますが、風が強いことも多いので寒くなる前に早めの防寒装備を付けときましょう。

ここで筆者おすすめのフリースを紹介しようと思います。
今回来ているフリースですが、PatagoniaのR1を着用しています。
薄手ながら最低限の防寒性能を有し、使い勝手がとてもいいです。
また、通気性と速乾性を持ち合わせておりますので、着ていて汗をかいてもすぐに乾いているのが特徴的です。
汗で濡れたTシャツを着ていても水分を吸い上げ蒸散させてくれますので、Tシャツまで乾いてしまいます。
このとき、樹林帯でTシャツは汗で濡れてしまっていましたが、R1を着て山頂についたころにはTシャツは乾いていました。
3年前に購入したのにいまだに型崩れしていないのも特徴です。
ちなみに、某作業服ブランドで購入した同じ感じのフリースは10回目の選択で型崩れが発生しました。
夏山登山に必須の一着となっていますのでお勧めさせていただきました。
また、登山口までの移動中や普段の生活にはPatagoniaのレトロXベストを愛用しています。肌寒い秋にはパーカーと合わせて着たりしています。
山頂が見えてきました。
じつはここからが困難の連続。
強風の中、細い稜線沿いを進みます。

普段から風が強いのがわかります。
看板のとおり、ときどきとんでもないくらい強い風が吹いていました。
道が細いのでふらついて足を滑らせたら大変です。

こんな道を進みます。
落っこちたらチーンってなってしまいます。

でも振り返ると見晴らしのいい景色が広がっています。
旧道コースではこの景色は見られませんね。

本日の最難関。
チェーンが張られています。
足場は片足ずつしか置くスペースがなく、強風にあおられながら進みます。
この雰囲気は動画の方がより分かりやすいかと思います。

こんな感じであるくといよりかよじ登りながら山頂を目指します。
そして、山頂が見えてきました。

無事、斜里岳三井コース登頂できました。
いいコースと厳しい環境に感謝です。

まとめ
日本百名山斜里岳の山容は独立峰のような形のため、登山道が複数作りやすい山だと言えます。
一番有名な沢登りの旧道。
または、沢道を回避することができる新道。
冬山では短いアクセスで便利な根北峠からの道
そして、今回登った三井地区からの三井コース。
斜里岳はあらゆる角度から見ても立派な山なのでどのコースから登っても、面白い山です。
特に、三井コースは終盤の見晴らしの良い景色の中、細い稜線沿いを歩くスリル満点のコースを紹介しました。
みなさんなら、斜里岳を登るとき、旧道を登りますか?それとも三井コースですか?
登山大好きな変態仮面には旧道登り、三井コース降りという計画もあります。
とりあえず、次回、皆さんが斜里岳を登る日、天気が良くなることを祈りまして、今回の記事を締めさせていただきます。
次回、斜里岳から下山後のおすすめスポット編へ続く・・
コメント