みなさん、こんにちは
Outdoor-Hokkaidoへようこそ!
山のお兄さんです。
今回は清水町にある霊峰 剣山へ行ってきましたので記事にします。
この記事を最後まで読んでいただくことにより、次の事が理解できます。
- 剣山の位置がわかる
- 剣山の概要がわかる
- 剣山の登山道の状況がわかる
- YouTube動画の紹介
- 下山後のおすすめ食事処がわかる

妻よ!
昨日に続いて登山へ行ってくる!

せっかく旅行しているんだから登山行くのやめて、ご当地グルメに行ってきたらいいのに!

ご当地グルメは登山後でもいくらでもできるし。

登山はどうでもいいけど、おいしいお店あったら教えてね

実はすでにおすすめのお店あるんだ~
ブログの後半で紹介するね。
というわけで本編の始まりです。
後半に帯広市内にある、おすすめの食事処を紹介します。
【清水町】霊峰剣山へいってみよう!

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4K動画として作成しておりますので、デスクトップPC方は是非、4K設定にしてご覧になってください。
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よろしくお願いします!
剣山(つるぎやま/つるぎさん)について
早速いつものように、剣山の概要について記載していこうと思います。
標高1205mで序盤はなだらかな登山道のわきにたくさんの地蔵が置かれています。
中盤から急登が多くなり、後半は大きな岩場が多くなり、山頂直下特にスリリングな場面が続きます。
剣山の特徴は何といっても山頂直下の高度感と山頂に3本の剣が刺さっています。
山頂直下の登山道には、ロープと鎖、梯子が掛けられており、道内でもこんなにドキドキする山はありません。
また、山頂に刺さっている剣からわかる様に、宗教感がたっぷり感じられる山です。
これらについて詳細に記載していこうと思います。
剣山の名前の由来について
正式な名前は「つるぎやま」または「つるぎさん」どちらかであり、特に決まっていないようです。
もとはアイヌ語で「エエンチェンヌプリ」と言われ、現代の言葉では「とがっている・山」という意味が愛があるようです。
山名はアイヌ語からとられているように思えますが、この山を管理している宗教もかなり昔からあるようで、はっきりと由来はわかっていないようです。
清水町史によると1917年に当時、北海道議員により「剣山」と命名され併せて、登山道も開かれたようです。
1917年前には「三本山」と呼ばれていたという歴史もあり、これは道中にある「一の森」「二の森」と何か関係があるのかと推測されます。
山名について新たなことがわかったら本ブログにて追記しようと思います。

宗教の山?
ここまで何度か宗教と関係が深い山ということで記してきましたが、実際に関係している宗教はどのようなところなのかについて記載していきたいと思います。
まず、
登山口周囲には立派な寺や神社が構えられている。また、あたりに同じ宗教が管理している建物や施設がいくつか点在している。
この宗教の名前は「高王山大自然霊光院」です。
剣山神社とすぐそばにある山小屋さらに 「高王山大自然霊光院」 の建物があります。
高王山大自然霊光院 についてネットで調べてみましたが、山岳信仰の宗教団体のようですが詳細は分かりませんでした。

さらに付近には「宗教法人天地正教」 の施設があります。
宗教法人天地正教 は詳細については素人の筆者には難しいので、その他の内容はネットで検索していただきたく思います。

清水町について
清水町は人口9000人の町で、上川郡に属しています。
町の名前の由来はアイヌ語で「ペケㇾペッ」と呼ばれており、現代語で「水が清澄な川」という意味があるようです。
清水町は昔からの名前ではなく、昔は「人舞町」という名前だったようです。
現代でも、住所として清水町人舞という地区が残っています。
気候的には年間を通して晴れが多く、湿度も低いことから住みやすい気候ですが、北海道ですから、冬場は気温はかなり下がります。
夏は十勝晴れと呼ばれ、とても暑くなることがあります。
登山の実際
それでは画像とともに剣山山頂までの登山道について紹介していきます。
今回の活動記録をヤマレコにアップしています。
登山時のGPSデータを、下記のGoogleドライブリンクからダウンロードできるようになっています。ご自由に使用してください。
登山口
まずは登山口を目指します。
登山口は剣山神社駐車場を使わせてもらいます。Googleマップでは「剣山神社」と入力しておけばいいと思います。
駐車場は広く、車は30台程度、駐車できると思います。
駐車場からはすぐに剣山神社が見えます。

とても整備されていて立派な神社があります。
賽銭箱もあります。
また、付近には山小屋があり、解放されているようです。この記事を書くまで山小屋の存在を知らず、気づかないほどきれいな山小屋とのことです。

剣山神社から山の方へ向かうと、入林届が置かれています。
さらにクマ出没注意の看板もたてられています。
北海道の山を登る以上、ヒグマの脅威からは逃れられません。

午前9:00登山開始です。

序盤
スタート直後から登りやすいなだらかな道が続きます。
登山道そばには、この山の特徴である仏像が点在します。それぞれ、違った仏像なので見て楽しむといいかもしれません。
薄暗いうちから登りだしたら、すこし不気味に思えてくるかもしれませんが・・・。
秋口に登るときれいな紅葉の中を歩くことができます。
空気も乾燥していて気分も最高です。

中盤
次第に仏像の姿が見えなくなり、登山道の角度が増します。
低山であるため山頂まで樹林帯は続きます。
ときどき、リスを見かけることがありました。

カエル岩
カエル岩と呼ばれる大きな岩があります。
たしかになんとなくカエルに見えます。
標識が立っていないと多分気づかずに通り過ぎる思いますが・・。
この山は大きな岩が随所にあります。

一の森
上述していますが、一の森・二の森があります。
一の森の特徴は、周囲は樹木に囲まれながらも周辺の畑をみることのできる展望台があります。
ここからは山頂は見ることができません。

展望台からの景色です。
紅葉がだいぶ落ちて見やすくなっていますが、夏でしたら、樹木の葉が残っているので見えにくいと思います。

二の森
二の森からは山頂が見えるようになってきます。
二の森から尾根沿いをあるき、本峰の山へ向かいます。

終盤
終盤から急に登りがきつくなってきます。
岩の露出が多くなり、どちらかというとよじ登る場所が多くなり、ロープがはられているところがでてきます。
標識は立っていませんでしたが、巨岩石がありました。
水が流れているとことではないのに表面が滑らかな巨岩石です。
おそらく長い年月をかけて風や雨水により角が取れたものだと思います。

こんな感じのトラロープが設けられています。
トラロープですので全体重を預けるような使い方をせず、あくまでも補助できなロープとして握った方がいいと思います。
それぞれのロープをみても表面に毛羽たちが少ないことから、定期的に設定され直しているのだと思います。
岩が地面から露出している部分は表面が滑りやすいので気を付けて登りましょう。

見晴らし台
山頂周囲は地面がかすんで見えるくらい切り立っています。また、十勝平野を一望することができ見晴らしのいい景色が広がっています。
豆情報ですが、広大な平地を見ると丸く見えますが、これは人間の目が広角を見るようにできており、魚眼レンズ効果で地平線が若干湾曲して見えてしまいます。
この水平線の湾曲を見て地球は丸かったといいたくなりますが、地球の湾曲ではありません。

母の胎内
前から不気味に思っていたのですが「母の胎内」という看板が設置されていて、下のような岩と岩が重なりトンネルができているところがあります。

おそらく、この狭いトンネルが母親の胎盤の中で、自分は赤ちゃんの雰囲気を味わってくださいという趣旨だと思います。

山頂直下
剣山の核心部です。
ここまでくると序盤のなだらかな登山道が懐かしく思えます。
山頂部分は岩盤の積み重なりでできており、ほとんど土はありません。
ゆえに露出している岩盤を登ることになりますので、梯子が掛けられています。
この梯子・・。アルミ製です。
おそらく、2連梯子や3連梯子を分解したやつではないかと思いますす。
ちょっと心配になりながらも進みます。

慣れないうちはやっぱり緊張します。
梯子には複数のロープで決着されており、ブレがなく、安心して登れます。

一生懸命のぼっているときはいいのですが、ちょっと周囲の景色を見てみるかと周りを見たわすと驚きの光景が広がっています。
ここで落ちる分けにはいかない!と頑張って登ります。

最初の梯子を上っても更なる梯子が現れます。
ドキドキが止まらず、めっちゃおもしろいです。
高度感を楽しめないと結構つらい道のりだと思います。

梯子を上り終えるとやったぜ~って感じで振り返ります。
ずいぶん切り立っているな~

そして最後に待ち構えるのは重厚感たっぷりの鎖・・。
山頂までもう一息ですが、なかなか厳しい道のりです。
ここまでくると山が自分へ挑戦状を出してきているのではないかと思ってきます。
筆者「めっちゃ大変だけど乗り越えた~」
剣山「まだまだ、次はこれだ!」
筆者「その挑戦受けたて立つ!」
みたいな感じで、緊張感のある登りの中、物語を作り、妄想を始めます。

鎖を掴み、岩をよじ登っていくと
山頂に刺さる剣が見えた!!

山頂からは素晴らしい景色が広がります。
もはや、地上はかすんで見えます。
標高1000m少しの低山が見せる広大な景色・・。
これはラストの急な登りに加え、十勝平野がもたらす景色です。

本当にいい山でした!
ここが、地元なら毎日登りに来ている山かもしれません。
おすすめの山です。
おつかれさまでした~

下山後のおすすめ食事処 その名は「有楽町」
さて、お待ちかねのご飯の時間です。
いい山を登って身も心も十分いい感じになっていますので、消費したカロリーをどこかで補給しなければいけません。
下山後、すぐに向かったのは、ジンギスカンの店「有楽町」
非常にコストパフォーマンスに優れているお店でしたので紹介しようと思います。

場所
場所は、帯広市西帯広駅の近くにあります。
有楽町の周辺図を貼っておりますのでご確認ください。
休日は終始混んでいて、それなりの覚悟が必要です。
ただ、回転率が高いので少しまでば以外に早く順番が回ってきます。
食事の状況
メニューはこんな感じです。
おすすめはやはり、ジンギスカン!!
値段も安いけど、量もすごい!
この記事を書きながらでも再び行きたくなる中毒性があるおいしさです。

こんな感じで持ってきてもらいます。
ガスコンロに北海道ジンギスカンの象徴、「ジンギスカン鍋」がでてきます。
さらに注文したのはキムチ。
これが絶妙なうまい!!
ご飯はいりません。
なぜなら、ジンギスカンが主食だからです。
今回注文したのはジンギスカン3人前。
3人前でこの量です。
おいしいので、あっという間に食べちゃいますが・・。
結局、何回かお代わりして7人前くらい食べたと思います・・。

この出されたジンギスカンをアツアツのジンギスカン鍋で焼きます。
一瞬で出てくる白い湯気
そして匂い!
最初は肉表面についたタレが焦げる匂い。
次はジンギスカン特有の油が焼ける匂い。
この匂いを嗅ぎながら想像を膨らましながら焼けるのを待ちます。

実際の味については皆さんが、足を運び実食してみてください。
期待していって間違いないです。
是非!お試しあれ。
まとめ
今回は天気に恵まれ、山に恵まれ、食に恵まれた1日を清水町と帯広市がある十勝地方で楽しむことができました。
道内の山は比較的、藪山が多い中、剣山はよく整備された登山道にスリリングなコース設定で道内では珍しい登山道を有している山でした。
また、来年も同じコースで挑戦してきたいと思います。
それでは今回の記事はこれで最後になります。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。
投稿が遅くなりがちですが、またお会いしましょう!
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