みなさん、こんにちは
Outdoor-Hokkaidoへようこそ!
山のお兄さんです。
今回は上士幌町にある白雲山へ言ってきましたので記事にします。
この記事を最後まで読んでいただくことにより、次の事が理解できます。
- 白雲山の位置がわかる
- 白雲山の概要がわかる
- 白雲山の登山道の状況がわかる
- 下山後のおすすめ温泉がわかる

今日から1泊2日で十勝方面に登山の旅へ出かけてくるわ!

わかったよ!美味しいおみやげお願いね。
そういえば上士幌町の道の駅できたみたいだから様子見てきてね。

わかったよ〜十勝地方は道の駅が豊富だから色々見てくるわ!
一番は、登山目的なんだけどね。

登山は興味ないけど、お土産は楽しみにしているからね!

お小遣いくれるなら美味しいもの買ってくるよ!
というわけで本編の始まりです。
上士幌町 白雲山へいってみよう!
今回は十勝の山旅2本立てで紹介していきます。
1回目の今回は白雲山。
次回は剣山について紹介します。

上士幌町について
上士幌町は5,000人の十勝総合振興局に属し「北海道バルーンフェスティバル」(現在は新型コロナウイルスが万円防止の為イベント開催については不明)で有名な町です。
本記事ではほんの一部ですが上士幌町のおすすめスポットを紹介します。
然別湖
上士幌道の駅
ふれあいプラザ浴場
かんの温泉(←後述します)
東大雪に位置する上士幌町は大雪山系にアクセスしようとするとルートによっては通過することが多い町なのではないかと思います。
然別湖
然別湖は大雪山国立公園内にある湖でその一部は鹿追町にまたがっています。
北海道ではもっとも標高の高い場所にある湖で周囲は13.8km、最大水深は108mもあります。
周囲は今回登山した白雲山や天望山などの東大雪山系の山々に囲まれています。
湖内の生態系の問題としてウチダザリガニが繁殖しすぎている問題があるので定期的に駆除作業を行っています。
然別湖は冬になると結氷するのですが、表情でイグルーをたくさん作って
「然別湖氷上コタンまつり」
が開催されます。
現在の然別湖の状況については後述します。

上士幌道の駅
上士幌町は最近、道の駅がオープンしたことで多くの人が訪れているところだと思います。
内部にはきれいなトイレはもちろんのこと、広い駐車場、食事、パン、お土産などが売られています。
とくにおすすめなのが、パン屋さんで販売されているカレーパン!
これがおすすめです。
カリカリとした外側の生地に中身のカレーには地元の牛肉(ナイタイ和牛)がゴロゴロ入っています。価格は500円ほどと通常のパン屋さんで売られているカレーパンと比べると割高感は払拭できませんが、中身に使われているのが地元の和牛ということを考えるとお試しする価値のあるカレーパンだと思います。
下記に上士幌道の駅のHPリンクを載せておきます。

上士幌ふれあいプラザ浴場
ふれあいプラザ浴場については多く書くことはありませんが、ここのおすすめは安価な入浴料の温泉が設けられているところにあります。
一昔まではざらにあったのですが、ここの入浴料はなんと300円!
山旅やアウトドアの旅にでかけている人にとっては安心の料金設定になっていると思います。
上士幌町の近くで安価な入浴施設を探している方はご利用をおすすめします。
露天風呂はありませんでしたが、とてもきれいに整備されていていい温泉でした。
まさに公共施設の力強さを感じました。
かんの温泉
こちらについては本記事の最後に記載させていただきます。
おすすめできる温泉ですのでぜひ、ご一読願います。
上士幌町についてもっと観光情報を知りたい方は「上士幌町観光協会ホームページ」にアクセスしていただくことをおすすめします。
この記事だけでは伝わらない上士幌町のいいところが掲載されています。
白雲山の概要
白雲山は標高1186mの然別湖畔沿岸にある山です。
ここまで「白雲山」というキーワードが何回か出ていたと思いますがなんと呼ぶかご存知ですか?
「はくうんやま?」「しらくもやま?」ってなるのですが、正式には「はくうんざん」が正解です。
低山ですが、高度感と展望が抜群で山頂からは然別湖を見下ろすことができ、十勝平野や日高山脈も見渡すことできる山です。

今シーズン、大雪山系についての記事を複数作成しましたが、白雲山からすぐそばの「ニペソツ山」について記事にしていますので、ぜひご覧ください。
ニペソツ山は工程が長くきついのですが、素晴らしい景色を見させてくれる山です。
ぜひ、ご一読願います。
白雲山の位置
大雪山系の南端に位置しており、上士幌町からのアクセスになります。
上士幌町から30㎞あり車で30分程度で到着します。上士幌市街地から出るとコンビニがないので買い物は上士幌町市街地で済ませましょう。

登山の実際について
まずは登山時のGPSデータです。
登りのみのデータになってしまいます。なにかの参考にしていただけたらと思います。
地図を見てみてると白雲山頂上までの道のりは登山口すぐ近くにある小さな山を登って、さらに白雲山までトラバースするような登山道です。
今回のGPSデータが欲しい方はこちらからダウンロードできるようにしていますので、下記のGoogleドライブのリンクから飛んで、ご自由に使用してください。
然別湖沿岸の状況

登山口は然別湖の沿岸になっており、登山者以外でも観光で大勢の方が遊びに来ていました。
然別湖の見どころは何といっても、きれいな湖の中へ続くレール。

あわせて周囲の山々の景色もきれいです。
なんだか水中遺跡を連想させる光景です。

登山口の様子
白雲山について詳細に説明している看板が設けられています。

そのすぐ隣には入林届が設置されていますので、登山される方は忘れずに記入してから出発しましょう。

分岐
登山してすぐに分岐にあたります。
看板をしっかり確認して自分が行きたい方向に進みましょう。
今回は白雲山に行きたいので看板に向かって右方に進みます。
登りでは分岐を見落とすことは少ないのですが、下山ですとなぜか見落としがちになります。
筆者はよく、下りで見落として通り過ぎてしまうことがあります。

序盤
登山口裏にある山(標高1100m)をまず上ります。
まぁまぁの登りが長く続きます。
おそらく急な斜面のため、ジグザグに登る様に登山道が作られています。
動画だとわかりやすいのですが、ゴロゴロした石が転がっていますので、捻挫には十分気を付けましょう。
大雪山系でよくみられる黒土の水はけの悪い道ではなく、水はけは比較的良好だと思います。

中盤
白雲山までのトラバースになります。
比較的平坦な道が続きます。
周囲は少し開けているため、ここからでも然別湖を見渡すことができます。

終盤
トラバース後、白雲山に取り掛かります。
途中、分岐があるので気を付けましょう。
この分岐はもう一つの白雲山の登山口である、上士幌町のヌプカの里から登るコースに行ってしまいます。
大きなルートミスにつながるので慎重にいきましょう。
筆者は下りの時に気づかず、ここを下ってしまいました。

山頂直下
白雲山は低山ですので森林限界を突破することができません。
ですが、山頂直下は大きな岩が積みあがっていますで見晴らしのいい景色をみることができます。

樹林帯からでると、このような素晴らしい景色が広がります。
上士幌町側を見た景色です。十勝平野~って感じの景色です。

山頂
さらに岩場を登っていくと山頂に到着します。
山頂からの景色は周囲の山々を見渡すことができ、さらに上士幌町側では広大な平野が広がり、眼下には然別湖が見下ろせるという景色をみることができます。

もう少し、湖を見えるところまで移動してみると、こんな感じで見ることができます。
然別湖にある然別湖温泉「風水」も見えます。

無事、下山!
かんの温泉について
下山後は温泉を目指して移動します。

場所
白雲山登山口から「かんの温泉」までは25.5㎞、車で約30分の距離にあります。
かんの温泉は鹿追町なので上士幌町町との町境をまたぐ場所になります。
歴史
その昔、菅野温泉旅館として経営していましたが、2008年に一度廃業しているそうです。
そこを別の会社が買い取り、現在の「然別峡かんの温泉」として経営を再開しました。
2014年に現在の建物が再建築されたため、建物は新しくきれいな造りでした。
当初、日帰り温泉だけでしたが、宿泊できるようにしたとのことです。

泉質
温泉周囲には11か所の源泉を持つことから13個の湯船があります。
源泉の温度は35~86℃あり、源泉かけ流しで加水などもしていないそうです。
そんな温泉の特徴をもつかんの温泉は
「菅野で治らぬ病なし」
と呼ばれるほど、効能が高いといわれています。
かんの温泉の様子
温泉の入り口はこんな感じです。
昼間に行ったのですが、夜間も雰囲気がでていそうな感じ。

中に入ると、きれいな内装で、ロビーにスタッフはいませんでした。
用があればベル鳴らしてくださいといったスタイルです。
券売機が置かれていますので、入浴券を買ってすぐそばに置かれているプラスチックの箱に入れます。
両替ができない感じですので行く前に小銭を準備していった方がいいと思います。
なお、電子マネーは使えませんでした。

休憩スペース
ロビーから続くように休憩スペースがあります。奥には和室もあマッタリり、入浴後、ここでマッタリしている人がいました。

この休憩スペースに驚くものが展示していました。
それは
湯の華の塊です。

これについては近くに説明書きがありました。

ちなみに浴場内にはこれで作られた観音様もありました。
かんの温泉すごい!
然別湖は前述の通り、北海道内でもっとも標高の高い湖とされていますが、それがわかるのがこの地図になります。
ヌプン高原と比べても湖の位置が高いところにあるような感じで書かれています。
この地図はおもしろいな~と思ってみていました。

かんの温泉や然別湖の位置関係があまりにもわかりやすかったので、筆者もGoogleアースを使って再現してみましたが、地図には及ばないと思います。

入浴時の状況
脱衣場から浴室にかけては他のお客さんの迷惑にもなりますので撮影はしていませんでした。
温泉については素人なので何も分かりませんが、湯船に入った時にトプンっといった感じで重みのある感じがしました。
そして肌の表面はヌルヌルした感じでした。
上がった後はしばらく、保湿効果が続いているような感じでした。
筆者は湯シャンプーを実践しているのですが髪の毛がふんわり、しっとりした感じが続きました。
せめてと思い誰もいなくなった脱衣場の洗面台の前でとった写真のみ載せておこうと思います。

You Tube動画の紹介
今回の記事の内容を動画にしたものをYou Tubeに投稿していますので、ぜひ御覧ください。
本記事では詳細に紹介していますが、動画では献血明瞭に編集しています。
より白雲山について理解を深めることができると思います。
動画の評価やチャンネル登録お願いします。
まとめ
白雲山は初心者コースでありながら、眺め良し、登って良しの山でした。
残念ながら日本百名山には標高制限があるため当選されていませんでしたが、北海道百名山としては間違いなく当選するべき山だったと思います。
次回は、家族をつれて登りに期待と思いました。
冬に然別湖が完全結氷するときに再び、遊び行きたいものです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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