【幻の百名山】東大雪山系ニペソツ山の紹介と付近の温泉情報【あなたはニペドンを知っていますか?】

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みなさん、こんにちは

Outdoor-Hokkaidoへようこそ

山のお兄さんです。

今回は9月17日にニペソツ山に行ってきましたので登山時の様子について記事にしていきます。

この記事を最後まで読んでいただくことにより次の事が理解できます。

  • ニペソツ山の歴史や位置などがわかる
  • ニペソツ山のコースについてわかる
  • ニペソツ山の注意点がわかる
  • 下山後のおすすめ温泉についてわかる

まずはニペソツ山へ行く前の筆者の様子について

山兄
山兄

日帰りでニペソツ山に行ってくるわ

山妻
山妻

なんかかわいい名前だけど何処かわからないから気を付けてね

山兄
山兄

上士幌町の北側だよ。

気を付けていってくるわ~

山妻
山妻

上士幌町ね~

旅行するとき通り過ぎる街だからいまいちピンとこないけど・・。

山兄
山兄

ニペソツ山がいい山だっていうことは確かだね。

【幻の百名山】東大雪山系ニペソツ山の紹介と付近の温泉情報【あなたはニペドンを知っていますか?】

それでは早速ニペソツ山について紹介して行こうと思います。

動画について

本文をご覧いただく前にまずは羅臼岳登山時の動画を作成しましたので、YouTubeも投稿していますので先に見ていただくと、以下の記事の理解が進むと思います。

動画を見ていただいて、よろしければ評価チャンネル登録よろしくお願いします。

【2021.9】ニペソツ山 ナキウサギを見ることができるでしょうか?【幻の百名山】

ニペソツ山のについて

ニペソツ山は北海道の中央付近にある東大雪山系に位置し、標高2,013mの山です。

管轄している行政は北海道十勝総合振興局であり、新得町と上士幌町の境にある山です。

標高2,000mを超える山としては国内でもっとも東に位置する山です。

日本二百名山として認められている山になります。

「ニペソツ山」名前の由来

ニペソツ・・。

なんだか可愛くて不思議な呼び名。

どうしてこんな名前がついたのか不思議ですので調べてみました。

ニペソツ山は付近を流れるニペソツ川の源であることが名前の由来となっています。

ニペソツはアイヌ語で「ニペシ・オ・イ」からとっており、現在では「樹皮・群在する・もの」という意味だそうですが、未だ確定された意味をもっていない単語だそうです。

よってニペソツの名前の由来はいまいちわかっていません

どうして幻の百名山?

ニペソツ山は「幻の百名山」と言われています。

その由来について紹介します。

日本百名山について

日本百名山は深田久弥(ふかだ きゅうや)が登った山のうち「品格・歴史・個性」があり、かつ標高1,500メートル以上の山という基準がある。

山の品格とは・・人には人格があるように、山には山格のようなものがあるし、誰が見ても立派な山だと感嘆する山であること

山の歴史とは・・昔から人間との関わりが深く、崇拝され山頂に祠が祀られている山であるというような山の歴史

個性のある山とは・・芸術作品と同様に山容・現象・伝統など他には無いような顕著な個性をもっていること

そんな深田久弥の「日本百名山」は1967年に出版されたが、このとき、深田はニペソツ山の存在を知りませんでした。

出版後、深田によりニペソツ山登頂を果たした際、山頂の思い「日本百名山」その後で」という書籍の中で次のように残しています。

日本百名山を出した時、私はまだこの山を見ていなかった。ニペソツには申し訳なかったが、その中に入れなかった。実に立派な山であることを、登ってみて初めて知った」

久田久弥の山頂の思い「日本百名山」

と記載されているほどで、全国の山々を登頂してきた深田が日本百名山にニペソツ山を入れなかたったのが悔やまれているようです。

全国の山々を登り終えた深田がニペソツ山を登って素晴らしいといったということは、日本百名山に選ばれる資格を有しているといえます。

ゆえにニペソツ山は幻の百名山と呼ばれるようになりました。

なお、北海道内における百名山は次の通りです。

  1. 羅臼岳
  2. 斜里岳
  3. 阿寒岳(雌阿寒岳+雄阿寒岳
  4. 大雪山(旭岳)
  5. 十勝岳
  6. 幌尻岳
  7. 羊蹄山
  8. 利尻岳
  9. トムラウシ山

当ブログでは以下のとおり、百名山を記事にしていますのでご覧ください。

ニペソツ山登山の実際

早速、登山時の状況について紹介していこうと思います。

動画をみていただくとわかりやすいと思いますが、ブログではより詳細に注意点などを紹介していきます。

今回のコースの記録になります。

ニペソツ山までの林道

国道273号線上、鹿の谷温泉へ曲がります。

途中ニペソツ山の看板とともに砂利道林道がありますので曲がってください。

ニペソツ山駐車場

ニペソツ山には2か所駐車場があります。

鹿の谷温泉の分岐を右折してからすぐにある通称「下の駐車場」です。

下の駐車場

基本的には、ここからスタートになりますが、ここからだと林道歩きもあるため山頂まで12.5㎞もあります。

この林道を歩きたくない人は、オフロードな砂利道を進んで「上の駐車場」まで車で移動します。

上の駐車場までの林道は道があれているため、SUVなどの車高が高い車じゃないと厳しいかもしれません。

また、入山届は下の駐車場にしかありません。

上の駐車場まで車で行こうとする際は看板をしっかり読んでから進んだ方がいいともいます。

筆者はジムニーでしたので大丈夫でした。

上の駐車場と登山口の分岐です。

右に行くと上の駐車場。

左に行くと登山口です。

上の駐車場の様子です。

車は20台くらい駐車できそうですが、ここまでの道のりを考えると大切に乗っている車はかわいそうかもしれません。

出発準備

今回の装備はこんな感じです。

  • 防水トレッキングシューズ
  • 30リットルザック
  • 水2リットル
  • 行動食
  • レインウェア上下
  • フリース
  • グローブ

ニペソツ山は序盤、沢沿いを進みます。

こんな風に靴は泥んこ状態。

足首まで泥沼にはまる個所もあります。

渡渉もあることから足元の防水対策は必須と言えます。

そこでお勧めしたいのがLOWA のタホープロ WXLです。

この靴は5年くらい前に購入しワックスをガチガチにしみこませてテカテカ状態で使用しています。

メリット

  • 完全防水
  • ソールを張り替えれる
  • 日本人の足幅にあったワイドモデル
  • しっかりしたシャンクが入っていて冬でも使える。

デメリット

  • 重い
  • シャンクがしっかりしすぎて走れない
  • 値段が高い

などの特徴があります。

これから防水登山靴を購入しようとしている方にお勧めの一足となっております。

登山開始

上の駐車場のすぐそばに山頂までの看板が立っています。

山頂までこの看板が定期的に設けられています。

ちなみに幌加登山口は下の駐車場の登山口になります。

よって下の駐車場から上の駐車場まで車で2㎞ショートカットできることになります。

三条沼

登山道わきに三条沼という沼があります。

もうすこし、紅葉が進んでいれば大変きれいだったと思います。

この時、紅葉は6合目まで来ていました。

渡渉

前述の通り、スタートしてしばらく沢沿いを進みます。

渡渉はこんな感じの小さな川を渡るのですが、前日などに雨が降ると増水していてわたりにくい場合もあるかもしれません。

注意!!

動画でわかりやすいように紹介していますが、途中紛らわしい分岐があります。

看板も立っていないため下を向いていると間違った方に進んでしまうかもしれませんので注意が必要です。

植物について

苔むした箇所が多いですのでキノコも豊富に生えています。

こんな小人の世界のキノコから

人間の手のひらサイズのキノコまで大小さまざまです。

詳しくない方は決して食べないでください。

ただ様々なきのこがあるな~と思ってみていたらとても楽しいです。

高度を上げると木々も色づいてきました。

この日は前日、ぐっと気温が下がったので霜が降りていました。

あまり途中に食べると甘いブルーベリーのような果実もあります。

味見する程度にはいいのですが、高山植物は採取してはいけませんのでほっといてやりましょう。

樹林帯を抜けると植生が変わり、背の低い植物が多くなってきます。

山頂まで残り2㎞地点

森林限界を突破し、あたりはハイ松や背の低い高山植物の世界。

あたりを見渡すときれいな景色が。

手前が前天狗。

奥のとがっているのがニペソツ山

知床連山の三峰のような景色。

ちなみに前天狗はテント場があり、トイレブースも設けられています。

さらに前天狗を超えてニペソツ山山頂を目指します。

あたりの岩場からナキウサギの鳴き声が聞こえてきます。

ナキウサギの画像を貼りたいのですが、著作権がありますのでネットで検索してみてください。

とてもかわいいですよ。

ここまで来たら山頂が見えているのでもうひと踏ん張り。

山頂到着

登山道は大変長かったのですが、無事山頂まで到着することができました。

途中、バリエーション豊かな登山道ですので飽きることなく最後まで登ることができました。

森林限界以降は素晴らしい景色を見ながら歩けるので山頂まで近く感じました。

この日は晴れていて本当に良かったです。

逆に天気が悪いと苦行になるなと思いながら・・。

おすすめ温泉

ここで下山後の汗と土で汚れた体を温泉で流したいと思います。

登山の醍醐味です。

ニペソツ山登山口の分岐を右折しないでまっすく行くと「鹿の谷」という温泉があります。

ここも秘境感たっぷりの場所にあります。

内湯と露天風呂があり、内湯には異なる源泉から引いて生きている3つの浴槽があります。

  • ナトリウム泉
  • 鉄泉
  • カルシウム泉

湯の温度は適度に調整されており、熱くなく長い時間入っていられます。

注意していただきたいのが、混浴です。

脱衣場は別ですが、内湯からは合流する感じです。

内湯から続くように露天風呂も混浴です。

筆者が入浴していったときは貸し切り状態でしたが、結構混んでいます。

まとめ

以上の記事からわかる通り、ニペソツ山は日本百名山に認定されてもいいほど、素晴らしい山でした。

筆者が熱がりなせいもありますが、登山するなら秋がおすすめです。

周囲が紅葉に色づいた中、そびえたつニペソツ山は本当にきれいでした。

みなさんも是非、ご自分の目で見に行ってみてはいかがでしょうか?

長いと登山道になりますので念入りな計画十分な装備で楽しんできてください。

今回の記事が、みなさんの登山時の情報としてお役に立てればうれしいです。

ここまで見ていただきありがとうございました。

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